一般社団法人 カギの110番・カギの救急車

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【春の新生活】お子様にカギを持たせる時の注意点 見せない・渡さない・遊ばない

 いつからお子様に鍵を持たせるかは難しい問題です。半数近くのお子様が小学校低学年から鍵を持っているとのデータもあります。いざという時のためにお子様に鍵を持たせる時の注意点をいくつかご紹介します。

鍵の大切さを教える

 鍵を無くしたら強盗や空き巣などに悪用される可能性があることを話し、お子様には「鍵はとても大切なものである」ということをしっかりと伝えましょう。

・鍵で遊ばない。

・友だちに自慢したり、むやみに人に見せない、渡さない。

 

鍵を使うときのルールを決めましょう

 鍵を渡すだけではなく、実際に使う練習をしましょう。また、使うときの注意点を伝えることが重要です。

・玄関の周りに人がいないことを確認してから開ける

・鍵をすぐ出せるように準備をしておき、開けるときはのんびりしない。

・扉を開けたら「ただいま」と必ず声に出して言う。

・玄関に入ったらすぐにドアを閉めて鍵をかける。

 鍵をむやみに見せるとどうなるか、知らない人がいるときにドアを開けるとどういう心配があるのかを話して、どうすればよいかをお子様と一緒に考えましょう。防犯意識も高まり、ルールを自然と守れるようになります。

 鍵の持たせ方が大変重要になります。小学生のお子様を持つお母様からの「玄関前でカギを探している姿が危ない」「自宅のカギを何回も無くしてしまう」というご相談により開発された、防犯と紛失を防ぎながらカギを携帯できる「ランドセルカギリータンズ」という製品もございます。

「ランドセルリターンズ」の説明はこちらから

 

 

子供に鍵を持たせるのは心配だから…

 紛失時のデメリットを考えると、年齢によってはやはり心配。だからといって玄関先やポストなどに鍵を隠すことは、盗まれたり、いつの間にか合鍵を不正に作製されたりする危険性があります。

家庭用電子錠(キーレス錠)

 玄関の鍵を電子錠にすることでお子様に鍵を持たせる必要がなくなります。個人の住宅で電子錠を使うのは以下のメリットがあります。

・鍵を持ち歩く必要がなくなる(紛失リスクがなくなる)

・オートロック機能を使用すれば鍵の閉め忘れの心配がない

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鍵をなくしたことを隠さない

 どんなに注意していても、お子様が鍵をなくしてしまうことはあります。問題が起きても解決方法がわからず、ごまかそうとしたり、うそをついたりすることがありますが、子供なら当然の行動です。親になったあなたにも心当たりがあるでしょ?

 鍵をなくしたままにすると、どんなことが起きるのかを話して「すぐに教えてね」と言い聞かせましょう。

・正直に「なくした」という事が大事

 お子様が鍵を失くしてしまった時には叱るのではなく「正直に言えた」ことをほめてあげてください。